あの有名企業の名前の由来、知っていますか?
本日は、街中でよく見かけるあの有名な社名の由来についてご紹介していきます。
「ユニクロ(UNIQLO)」
大手アパレルショップ「ユニクロ」の社名は、「ユニーク・クロージング・ウェアハウス(UNIQUE CLOTHING WAREHOUSE)」を略したものです。
ユニークには「独自」、クロージングには「衣類」、ウェアハウスには「倉庫」という意味があります。
「他で買うことのできないようなカジュアルファッションを、お客様が自由に選んで購入できるブランド」というメッセージが込められているんです。
ユニクロが「UNIQUE CLOTHING WAREHOUSE(ユニーク・クロージング・ウエアハウス)」を省略したのであれば普通はスペルが「UNICLO」となるはずですよね。
しかしユニクロの実際の綴りは「UNIQLO」となっています。
実はこの「UNIQLO」という表記はスペルミスによって誕生したものなんです。
ユニクロが日本で設立された当初、ユニクロの綴りは「UNICLO」でした。
その後、香港でユニクロの現地法人を立ち上げるタイミングで、スペルを誤って「UNIQLO」と登記してしまったんです。
「UNICLO」と「UNIQLO」を比べると、「UNIQLO」の方がオシャレに見えたため、本来はスペルミスだった「UNIQLO」が採用されることになったのです。
「サブウェイ(SUBWAY)」
ファストフード店「サブウェイ」の社名は、潜水艦型のサンドイッチ「サブマリンサンドイッチ」と、「あなたの好みのままに」という意味の「(YOUR)WAY」を組み合わせた造語です。
「あなた好みの潜水艦のようなサンドイッチ」ということです。
地下鉄の「subway」と関係してそうと思う人もいますが、全く関係無いんですね。
このサブウェイは、アメリカの17歳の少年が始めたサンドイッチ屋さんが発祥なんです。
少年の名前はアメリカ・ニューヨーク生まれのフレッド・デルーカ氏。
大学進学の学費を稼ぐために、コネチカット州の町で小さなサンドイッチ店を開きました。
店名は「Pete’s Super Submarine Sandwiches」で、これがサブウェイの記念すべき1号店です。
ちなみに日本への進出は1992年3月で、1号店は東京・赤坂見附店です。
「アルソック(ALSOK)」
霊長類最強・吉田沙保里さんのイメージがすっかり定着した「アルソック」ですが、この社名は「ALWAYS-SECURITY-OK」を略したものです。
「直ちに行動を起こす機動力」「モチベーションの高さ」を、24時間365日いつでもセキュリティOKの気持ちと姿勢に込めてこの社名を採用したそうです。
また「ALSOK」を構成するアルファベットはそれぞれ、新しい綜合警備保障に必要な、あるべき資産や目指すべき資産を意味しています。
A = Amenity <単なる警備ではなく(快適・安心な空間)を追求する目>
L = Live <常にお客様のそばに居て即座に対応する姿勢>
S = Security <社会の安全を守る力>
O = Only 1 <独自で唯一の価値>
K = Kindness <ありがとうの心に通じる温かい心>
アルソックのロゴに使われている青と黄色で均等に割ったマークは「昼と夜の一日」を表現していて、対角線は「迅速さ」と「警告・禁止」を表現しています。
「カルビー(Calbee)」
日本のスナック菓子メーカー「カルビー」は、「かっぱえびせん」「じゃがりこ」「カルビーポテトチップス」など、たくさんのヒット商品を生み出してきました。
そんなカルビーの社名の由来は、カルシウムの「カル」とビタミンB1の「ビー」を組み合わせて採用されました。
カルビーは戦後間もない1949年に広島で創業されました。
創業者の松尾孝氏は、「深刻な食糧不足で栄養失調に苦しむ人々に、何とか健康なものを提供したい」という想いで事業を始めたそうです。
社名の由来が栄養素であるカルシウムとビタミンB1というのは意外かもしれませんが、創業者の「健康に役立つ商品づくりを目指す」というメッセージが込められていることが分かれば納得できますね。
まとめ
以上有名企業の社名の由来をご紹介していきました。
意外な由来もあったのではないでしょうか?
ぜひ皆さんもいろいろな企業や商品の社名を調べてみてください!
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